新人向けの社内用語集をAIで作る|小さな会社の進め方

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目次
結論から言うと、社内用語集は、「集める→AIで説明文の下書き→担当者が確認→新人に使ってもらって直す」の4つの順に、AIに手伝ってもらえると考えています。ただし、取引先名・顧客名・社外秘の手順はAIに渡さず、「A社」「Aさん」のような伏せ字に置き換えてください。AIの説明は、社内での使い方と違わないか、担当者が確かめます。
この記事の例は、すべて架空です。会社ごとに事情は違うため、自社に合わせて読み替えてください。
社内用語集は、AIに頼んでよいの?
説明文の下書きなら頼めます。 社内の略語や呼び方は、先輩には当たり前でも、新人には分からないことがあります。
| 悩み | AIに頼めること | 担当者がやること |
|---|---|---|
| 用語の説明を書く時間がない | 説明文の下書きを出してもらう | 社内での意味と合うか確かめる |
| 説明が分かりにくい | 新人向けの言葉に言い換えてもらう | 実際の使い方を足す |
| 使う場面が伝わらない | 例文の案を出してもらう | 実際の場面に直す |
ChatGPT、Gemini、Copilotなどで試せます(機能や料金、データの扱いはサービスや設定、プランごとに違います)。AIは、自社の本当の使い方を知りません。
どんな流れで作ればよいの?
用語を集め、AIで下書きし、担当者が確認し、新人に使ってもらって直す順に進めます。 流れは4つです。
- 社内で使う略語・業界用語・独自の呼び方を集める
- 社内での意味のメモを添えて、AIに説明文の下書きを頼む
- 担当者が、社内での使い方と違わないか確認する
- 新人に使ってもらい、分かりにくい所を直す
用語は、どう集めればよいの?
先輩の話や、新人からの質問の中から拾います。 新人が「それは何ですか」と聞いた言葉は、用語集に載せる候補だと考えています。
- 朝礼や会議で出た、略語や呼び方を書き留める
- 新人に、分からなかった言葉を一言ずつ聞く
- 最初は20個ほどに絞り、少しずつ増やす
AIに渡す情報と、伏せる情報は何?
用語と、社外秘を含まない社内での意味のメモは渡し、取引先名・顧客名・社外秘の手順は伏せます。 履歴の保存や学習への利用は、サービスや設定、プランごとに違います。
| 渡してよい情報 | 伏せる情報 | 置き換えの例 |
|---|---|---|
| 用語と、社外秘を含まない社内での意味のメモ | 取引先の名前 | 「A社」 |
| 業種と、説明文の口調 | 顧客の名前・連絡先 | 「お客様」 |
| 使う場面のあらまし | 社外秘の手順や数字 | 「(社内の手順・省略)」 |
| 先輩や新人の役割 | 社員の個人名 | 先輩は「Aさん」、新人は「Bさん」 |
会社として何を入れないかは、先に決めておくと迷いません。社内の手順を文章にする考え方は「社内マニュアルをAIで作る|小さな会社の始め方と注意点」と共通します。
AIには、どう頼めばよいの?
「用語」「社内での意味のメモ」「条件」の3つを伝えます。 【 】は、自社の内容に差し替えてください。ただし「A社」「Aさん」「Bさん」のような伏せ字は、実名に戻さずそのまま使ってください。例は架空です。
説明文を頼むとき
用語:【「持ち出しボックス」】。 社内での意味のメモ:【外に出る人が、その日使う資料を入れる箱】。 条件:新人向けに、100字以内で説明してください。書いていない事実は足さず、分からない所は「※あとで確認」と書いてください。
言い換えを頼むとき
用語:【「朝イチ連絡」】。 社内での意味のメモ:【始業後、最初に取引先のA社へ電話すること】。 条件:新人のBさんに向けて、やさしい言葉に言い換えてください。意味は変えず、分からない所は「※あとで確認」と書いてください。
例文を頼むとき
用語:【「引き継ぎメモ」】。 社内での意味のメモ:【担当を替わるとき、先輩のAさんが後任に渡す紙】。 条件:使い方の例文を2つ、短く作ってください。書いていない事実は足さず、分からない所は「※あとで確認」と書いてください。
案の形や長さは、サービスによって違います。思ったとおりにならないときは、「もっと短く」のように条件を足してみてください。よくある質問を集めて整える方法は「社内FAQをAIで作る方法|小さな会社の質問集づくりの手順と注意点」にまとめています。
AIの説明は、どこを確認すればよいの?
3点を、担当者が確かめます。 AIは、一般的な意味を書いてしまい、社内での使い方と違う説明を作ることがあるためです。
| 確認すること | 見直しの方法 |
|---|---|
| 社内での意味と合っているか | 用語を使っている先輩に読んでもらう |
| 使う場面や相手が合っているか | 実際の会話や書類と照らす |
| 古くなっていないか | 現在の手順や呼び方と照らす |
用語集は、どこに置いて、誰が更新すればよいの?
新人がすぐ開ける場所に置き、更新の担当を1人決めます。 担当が決まっていないと、用語が増えても書き足されないことがあるためです。
- 置き場所:共有フォルダや社内の連絡ツールなど、新人が自分で開ける場所
- 更新担当:1人を決め、新しい用語が出たら書き足す
- 見直し:半年に1回など、日を決めて読み直す
研修で使う資料づくりは「社内研修の資料をAIで作る|小さな会社の進め方と確認点」も参考になります。
結局、社内用語集はAIでどう作ればよいの?
用語を集め、AIで説明文を下書きし、担当者が確認し、新人に使ってもらって直します。 取引先名・顧客名・社外秘の手順は、渡しません。
まず、新人に「分からなかった言葉」を3つ聞いて、メモするところから始めてみてください。
よくある質問
取引先名が入った資料を、そのままAIに貼ってもよいですか?
おすすめしません。取引先名は「A社」に置き換え、社外秘の手順は省いて、意味のメモだけを渡してください。
AIが作った説明を、そのまま新人に渡してもよいですか?
そのまま渡すことはおすすめしません。社内での使い方と違わないかを担当者が確かめ、必要な所は自社の言葉に直してください。
用語集は、一度作れば終わりですか?
終わりとは限りません。用語や手順は変わることがあるため、更新の担当を決め、日を決めて見直してください。