ホームページの文章をAIで見直す|小さな会社の点検手順と注意点

本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれる場合があります。

目次
  1. ホームページの文章は、AIでどこまで見直せるの?
  2. AIに点検してもらう3つの観点は、何ですか?
  3. ホームページの点検は、AIにどう頼めばよいの?
  4. 料金・実績・資格は、AIに作らせてもよいの?
  5. 「No.1」のような誇大な表現は、どう避ければよいの?
  6. お客様名や個人情報は、AIに入れてもよいの?
  7. 直した文は、誰がどう確かめるの?
  8. 結局、ホームページの文章は、AIでどう見直せばよいの?
  9. よくある質問
  10. AIが直した文を、そのままホームページに載せてもよいですか?
  11. ホームページの文章を、全部AIに書かせてもよいですか?
  12. 他社のホームページの文章を貼って、似た文を作ってもらってもよいですか?

結論から言うと、小さな会社のホームページの文章は、会社案内・サービス紹介・よくある質問の3種類に分け、「分かりにくい所」「専門用語」「足りない情報」の3つの観点でAIに点検してもらうと、直す場所が見つかりやすくなります。 そのうえで「料金・実績・資格などの事実はAIに作らせない」「直した文は担当者が確かめてから載せる」の2つを、先に決めておくことが大切です。AIが担当するのは点検と言い換えの案までで、載せる責任は会社の人にあります。

手順は5つです。

  1. ページを3種類に分け、点検する文章を選ぶ
  2. 会社名・お客様名・個人情報を、伏せ字に直す
  3. 3つの観点で、AIに点検してもらう
  4. 足りない情報は、担当者が事実を調べて書き足す
  5. 直した文を担当者が確かめてから、ホームページに載せる

ホームページの文章は、AIでどこまで見直せるの?

読み手の目で「引っかかる所」を探し、言い換えの案を出すところまでが、AIの得意な手伝いです。 書き手は自社のことをよく知っているため、分かりにくさに気づきにくいものです。AIは、会社を知らない読み手の立場で読み直す役を引き受けてくれます。

ChatGPT、Gemini、Copilotなどで試せます(機能や料金は、サービスやプランによって違います)。この記事は、会社案内・サービス紹介・よくある質問といったホームページ全体の文章の点検がテーマです。店頭POPやネットショップの商品1点ごとの説明は商品説明文やPOPの文章をAIで作る|小さな店の始め方と表示の注意、SNSの短い投稿は小さな店のSNS投稿文をAIで下書きする:始め方と3つの注意点で書きました。

ページの種類 読む人 点検の見どころ
会社案内 取引を考えている人、求職者 何をしている会社か、一読して伝わるか
サービス紹介 頼むかどうか迷っている人 何ができて、何ができないかが分かるか
よくある質問 問い合わせの前に調べる人 実際の疑問に、短く答えているか

AIに点検してもらう3つの観点は、何ですか?

「分かりにくい所」「専門用語」「足りない情報」の3つです。

観点 AIに頼むこと 見つかる例(架空)
分かりにくい所 一文が長い、主語がない、順番が不自然な所を挙げてもらう A社の会社案内で、事業の説明が1文に詰まっている
専門用語 業界の外の人に伝わらない言葉を挙げ、言い換え案を出してもらう サービスBの紹介に、社内だけで通じる略語がある
足りない情報 読み手が知りたいのに書かれていない項目を、挙げてもらう 料金の目安、問い合わせ方法、対応地域が見当たらない

「足りない情報」で挙げてもらうのは、「何が足りないか」という項目だけです。その中身(実際の料金や対応地域)は、会社の人が調べて書きます。

ホームページの点検は、AIにどう頼めばよいの?

点検の観点を1つずつ伝え、「書かれていないことは足さない」と約束してから頼みます。 観点ごとに頼むほうが、指摘が具体的になります。【 】は、ご自分の文章に差し替えてください。例の会社名やサービス名は、すべて架空です。

分かりにくい所を探してもらうとき

次はA社のホームページの会社案内です。会社のことを知らない人が読んだとき、分かりにくい所を3つ挙げてください。理由も一言ずつ添えてください。文章は書き直さないでください。【伏せ字にした文章を貼る】

専門用語を探してもらうとき

次のサービスBの紹介文から、業界の外の人には伝わりにくい言葉を挙げてください。それぞれ、中学生にも分かる言い換えの案を出してください。【文章を貼る】

足りない情報を挙げてもらうとき

この文章を読んだお客様が、問い合わせる前に知りたいのに、書かれていない情報を挙げてください。項目だけで構いません。中身を想像して書き足さないでください。分からない所は「※あとで確認」と書いてください。【文章を貼る】

よくある質問の案を出してもらうとき

サービスBについて、お客様が聞きそうな質問を5つ、質問だけ挙げてください。答えは書かないでください。

気に入らなければ、「もっと短く」と頼み直せます。

料金・実績・資格は、AIに作らせてもよいの?

作らせないでください。 AIは、書かれていない数字や実績を、それらしく書き足してしまうことがあります。ホームページの事実は、お客様が判断する材料です。間違った料金や、実際にない実績が載ると、信頼を損ないます。

事実の種類 AIに任せるか 確かめる人
料金・料金の目安 任せない。項目の指摘だけ頼む 経理や責任者が、今の料金表で確認
実績・導入件数・お客様の声 任せない 担当者が、記録と本人の了解を確認
資格・許認可・加盟団体 任せない 担当者が、証書や登録情報で確認
対応地域・営業時間・定休日 任せない 担当者が、今の運用と合っているか確認
言い回し・並べ方・読みやすさ 任せてよい 担当者が、意味が変わっていないか確認

「No.1」のような誇大な表現は、どう避ければよいの?

根拠を示せない最上級や、事実より良く見せる言い方は、使わないのが基本です。 「地域No.1」「日本一」「業界最安」「最高品質」のような言葉は、根拠が示せないと、誇大な表現になるおそれがあります。景品表示法など、広告の表示のルールに関わる場合があります。迷うときは、消費者庁や都道府県の担当窓口の案内を確かめ、最終的な判断は弁護士などの専門家に相談してください。

AIの直した文に強い言い方が混ざることもあるので、避けたい言葉を先に伝えます。

「No.1」「日本一」「最高」「業界最安」のような、根拠が示せない言い方は使わないでください。事実として書かれている内容だけで、言い換えてください。

言い換えは、強い言葉を具体的な事実に置き換えるのがコツです。次の2つが例です。

  • 「地域で一番の実績」→ 事実が確かめられるなら「創業から【年数】年」(実際の年数を調べて入れる)
  • 「どなたにも最適」→「ひとり暮らしの方にも使えるプランがあります」のように、対象を具体的に書く

AIが「問題ありません」と答えても、表示のルールに合っているという意味ではありません。

お客様名や個人情報は、AIに入れてもよいの?

入れないでください。 打ち込んだ内容は、サービス会社のコンピューターに送られるのが一般的です。学習に使うかどうかはサービスやプラン、設定ごとに違うので、公式ページで確かめてください。

  • お客様の名前・会社名・お客様の声の原文は、「お客様A」「取引先A」に言い換える
  • 従業員の氏名や連絡先は、「担当者」「代表者」に言い換える
  • 社外に出していない料金表や契約書は、貼らない
  • 自社の名前は「A社」とし、仕上がった文書の中で人が正式な名前に戻す

伏せ方の考え方は、社外秘をAIに入れないための3つの型|「伏せる・丸める・要約する」で仕事に使える範囲が広がるにまとめています。

直した文は、誰がどう確かめるの?

直した文は、担当者が、元の事実と見比べてから載せます。 手順は次の4つです。

  1. 数字(料金・年数・件数)が、元の資料と同じかを見る
  2. 「※あとで確認」の印が残った所に、事実を書き込む
  3. 強い言い方が増えていないか、声に出して読んで探す
  4. 公開する前に、別の人にも読んでもらい、分かりやすいか聞く

料金や営業日が変わったときに直す担当も、決めておくと安心です。

結局、ホームページの文章は、AIでどう見直せばよいの?

会社案内など1ページを選び、社名を伏せて3つの観点で点検してもらい、事実は担当者が確かめてから載せます。

まずは、会社案内の1ページだけを選び、会社名を「A社」に直して、「分かりにくい所を3つ挙げて」と頼んでみてください。納得できる指摘だけを、担当者が自分の言葉で直していけば十分です。足りない情報の中身は、会社の記録で確かめて書き足してください。

よくある質問

AIが直した文を、そのままホームページに載せてもよいですか?

おすすめしません。数字や固有名詞が変わっていないか、強い言い方が増えていないかを、担当者が確かめてから載せてください。AIの文は下書きで、載せる責任は会社にあります。

ホームページの文章を、全部AIに書かせてもよいですか?

小さな会社らしさや、伝えたい気持ちが薄くなりがちです。事実と伝えたいことは担当者がメモにし、AIには点検と言い換えの案を頼む形がおすすめです。

他社のホームページの文章を貼って、似た文を作ってもらってもよいですか?

おすすめしません。そのまま、または似せて使うと、著作権などの問題になるおそれがあります。自社の事実のメモから、自社の言葉で作るほうが安心です。

  • #ホームページ
  • #会社案内
  • #サービス紹介
  • #よくある質問
  • #文章の点検
  • #誇大表現
  • #小さな会社

Related関連記事